今回は、オーディオファイルに関する情報をMATLABを用いて表示してみたいと思います。
目次
コード
以下にコード例を示します
clear;
filepath = fullfile("..", "data", "sample.wav");
info = audioinfo(filepath);
disp(info);
MATLABでオーディオファイルの詳細情報を取得するには、audioinfo関数を使用します。
ここで、fullfile関数を用いて、ファイルまでのパスを生成しています。
fullfile関数を使用するとWindowsとMacの間のパスの区切り文字の違いなどを吸収できるので、
複数のプラットフォームでプログラムを動作させたい場合は、fullfile関数を使用します。
audioinfo関数で取得した、詳細情報をdisp関数でコマンドウィンドウ上に表示します。
実行例
今回の音声データはotosozai.comからお借りしました。
以下、otosozai.comで提供されているloop100601.wavに対しての実行例を示します。
Filename: 'C:\Users\MATLAB\loop100601.wav'
CompressionMethod: 'Uncompressed'
NumChannels: 2
SampleRate: 44100
TotalSamples: 306786
Duration: 6.9566
Title: []
Comment: []
Artist: []
BitsPerSample: 16
Filenameはファイルパスを表しており、CompressionMethodは圧縮されているかどうかがわかります。BitPerSampleは量子化ビット数を表しています。
まとめ
今回は、MATLABでオーディオファイルの詳細情報を表示する方法を紹介しました。
MATLABでオーディオファイルの詳細情報を表示する場合は、audioinfo関数を使うことで取得することができます。
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