技術記事– category –
-
AXI4
AXI4バスの特徴 AXI4の概要 AXI4バスは、アドレスおよびデータバスが書き込み、読み出しの双方向通信が可能で、それを応答信号によるフロー制御により実現しています。 トランザクションごとに最大256ワードのバースト転送が可能です。ワードサイズは最大... -
AXI4-Stream
最も一般的に使われているAXI4バスは、AXI4-Streamです。これは、3種類ある中で最も実装が簡単なAXIバスです。 本記事では、AXI4-Streamについて解説していきます。 AXI4-Stream概要 AXI4-Streamはストリームマスターからストリームスレーブにストリーム(... -
AXI4-Lite
AXI4-Lite 概要 AXI4-Liteバスは、アドレスを使用した書き込み、および読み取りを必要とする通信が必要な場合、最も単純な実装はAXI4-Liteになります。 AXI4-LiteはAXI4の簡易版という立ち位置です。主に制御レジスタへの書き込み、ステータスレジスタの読... -
メモリマップドIOとIOマップドIO
コンピュータは計算することだけでなく、接続されているIOデバイスを制御することも利用する目的です。特に組込み機器では、接続されているIOデバイスの制御が主目的です。例えば、モータの制御や各種センサ情報の読み取りなどです。 本記事では、これらの... -
HALとプロジェクト構成 【stm32 マイコン開発】
stm32では、stm32マイコンのシリーズ間で、同じコードを利用するためのHAL(Hardware Abstraction Layer)が用意されています。 実際にマイコン開発をする際は、マイコンではレジスタ操作をして各ペリフェラルを操作するのですが、それらを抽象化したAPIがHA... -
開発環境の構築 【stm32 マイコン開発】
本記事では、smt32のマイコン開発のための開発環境構築について解説します。 本記事は2025年1月17日時点での情報です。 開発ボードの購入 stm32でのマイコンを開発する上で、評価ボードはいくつか選択肢がありますがNucleoボードがおすすめです。 Nucleoボ... -
アクティブノイズコントロール(ANC)【フィードフォワード制御】
本記事では、アクティブノイズコントロール(ANC)の制御方式について説明します。 制御方式 ANCには大きく分けて2つの制御方式が存在します。 フィードフォワード制御 現在の状況を取得せずに、システムのモデルに基づいて動作を予測しながら制御する方式... -
線形畳み込みと循環畳み込み
畳み込み演算 線形畳み込み ここで、線形畳み込みについて説明しておきます。線形畳み込みは次の式で表されます。 $$h(n) * x(n) = \sum_{m=0}^{N-1} h(m) x(n-m)$$ \(x[n]\)、\(h[n]\)が下記のような場合を考えます。 $$h[n] = [1, 3, 1]$$ $$x[n] = [2, ... -
UART(Universal Asynchronous Receive Transmitter)通信
UART/USART UARTは(Universal Asynchrous Receive Transmitter)の略で、シリアル通信を行うためのデバイスあるいはプロトコルです。USARTは(Universal Synchrous Recieve Transmitter)の略で、こちらもシリアル通信を行うためのデバイスあるいはプロトコ... -
I2C(Inter-Integrated Circuit)通信
I2C 概要 I2C(Inter-Integrated Circuit)通信は主にIC間のシリアルデータ通信を実現するためのプロトコルで、フィリップス社(現Nxp)によって開発されました。I2Cという書き方で、アイスクエアドシーが正式名称ですが、単にアイツーシーと呼ぶことが多...