markdownを2段組で出力したいと思って、色々と調査しているとpandocを利用するとできるみたいだったので試してみた
WSLの設定
今回は、WSLでpdf出力環境を構築しました。
まずWSLのaptがデフォルトでは、海外にあるサーバからダウンロードするようになっているので、日本のサーバーに変更する。
変更するのは以下のコマンド
sudo sed -i 's/\/archive\.ubuntu/\/jp\.archive\.ubuntu/' /etc/apt/sources.list
続いて、以下のコマンドでシステムの更新
sudo apt update
sudo apt upgrade
以下のコマンドでコマンドの出力を英語から日本語に変更することができる。(これはオプション)
sudo apt install language-pack-ja
sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8
英語に戻したい場合は以下のコマンドです。
sudo update-locale LANG=en_US.UTF8
Pandoc、Texのインストール手順
続いては、markdownをpdfに変換するためにpandoc、texのインストールをしていきます。
最初にpandoc、pandoc-citeprocのインストール
sudo apt install pandoc
sudo apt install pandoc-citeproc
次にTexのインストール
sudo apt install texlive-luatex
texの日本語パッケージをインストール。これらTex関連のインストールは時間がかかる。
sudo apt install texlive-xetex texlive-lang-japanese
Haskellのインストール
sudo apt install haskell-platform
pandoc-crossrefをインストールするために、Cabelをインストールする
sudo apt install cabal-install
cable関連の情報を更新する。
sudo cabal update
次に、pandoc-crossrefをインストールする。このインストールもかなり時間がかかるので気長に待つ。
sudo cabal install --global pandoc-crossref
markdownを2段組みで日本語でPDF出力
以上の操作が完了すると2段組でpdf出力が可能になります。
以下のコマンドで2段組でのpdfが出力されます。
pandoc sample.md -o sample.pdf --latex-engine=xelatex -V documentclass:bxjsarticle -V classoption:xelatex -V classoption:ja=standard -V classoption=twocolumn
コメント