目次
コンピュータの構成要素
コンピュータは一般的に以下のものから構成されると言われています。
- 演算装置
- 制御装置
- 記憶装置
- 入力装置
- 出力装置
それぞれについて概説していきます。下図のような構成です。
演算装置(ALU: Arithmetic and Logic Unit)
演算装置(Processing Unit)はその名の通り、なにかの演算をする装置です。算術演算(四則演算)や論理演算などの計算を行います。現代のコンピュータでは、後述する制御装置とともに中央処理装置(CPU: Central Processing Unit)の一部として実装されています。CPUはプロセッサなどとも呼ばれます。
制御装置(Control Unit)
それぞれの装置を正しく動作するために制御を行う装置です。
記憶装置(Storage Unit)
データを保持・記憶するための装置です。記憶装置は、入力されたデータなどを一時的に記憶したり、演算装置で計算した結果を記憶するための主記憶装置と、ファイルなどの大規模データを長期保存しておくための補助記憶装置があります。
主記憶装置は主にメインメモリ、単にメモリと呼ばれ、補助記憶装置はストレージなどと呼ばれます。
主記憶装置は、DRAMなどが該当します。補助記憶装置はHDDやSSDなどが該当します。
入力装置(Input Device)
コンピュータにデータなどを入力する装置です。文字を入力するキーボード、マウスなどが入力装置に該当します。
後述する出力装置と合わせて、コンピュータと外界とのやりとりを行う装置をHMI(Human Machine Interface)と呼ばれます。HMIは人間と機械が情報をやり取りするための手段や、そのための装置・ソフトウェアの総称を言います。
出力装置(Output Device)
コンピュータで処理した結果を出力するための装置です。ディスプレイなどが出力装置に該当します。
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